集客の基本は、繰り返しになりますが、団員に渡したチケットがお客様に配られること、すなわち団員一人一人が一人でも多くお客様を連れてくることです。宣伝によるマスマーケティングで集客できる団体はほんのわずかでしょう。そのために何度も何度も口を酸っぱくして団員への徹底を行います。しかし、チケットを渡せず、ひっそりと大量に抱えたままになっている団員も結構いるはずです。
そのままチケットを死蔵されてしまうと、チケットが出回っているはずで、売る当日券も無いのに、お客様が来ないという事態になってしまいます。
そこで、本番直前(1週間前頃)に「どうしてもこれ以上は無理」と思われるチケットを正直に申告してもらい、権利放棄(返金はしない)分として団員から吸い上げ、これを当日券にします。究極の選択ですが、死蔵されてしまうよりはまだマシという判断です。