音取りは魔物だ!
曲の始まる前に、ピアノやピッチパイプで行う「音取り」。今まで何百回と間違えずにやってきたはずのものが、なぜか本番にかぎって間違うことがあるのです。
厳しく言ってしまえば、今まで数え切れないほどの練習を重ねてきたので「間違うはずがない」という慢心がどこかに巣食っていて、それが落とし穴になっているのでしょうが、本当に本番だけ間違うのですから不思議です。
大切なことは、「音取りすらもしかすると間違うことがある」という可能性を頭の片隅に入れておくことです。そうすることで、本番での慢心を防ぐことができるかもしれません。
TOMBO トンボ クロマチック調子笛(Pitch Pipe/ピッチパイプ)Eスケール P-13E
- 出版社/メーカー: トンボ
なお、どうしても心配であれば、リスクヘッジとして、ピッチパイプを吹く役割の人間のすぐ近くに、絶対音感のあるメンバーを配置しておくことをお勧めします。