続々「ロクハン」フルレンジスピーカー自作顛末記(Echotamaのブログ)

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「ロクハン」バスレフスピーカー自作の続々編です。マニアックな話で申し訳ありません。

前回、バスレフポートのヘルムホルツ共振周波数(fb)がスピーカーユニットの最低共振周波数(fo)と合っておらず、バスレフポートが短すぎることが計算でわかったので、やはり放っておくことができず、ボール紙でポートを長くすることにしました。おあつらえ向きにダイソーで「厚さ0.50mm」と明記されたボール紙が売っていたので、その厚さを信じることにしました。110円ポッキリです。ダイソーさんありがとう。

前回の計算で、1mm未満のサイズでも周波数が大きく変わることがわかったので、すべてのサイズを厳密に測定し直すことにしました。そしてfb=fo=80Hzとして計算し直すと、バスレフポートの長さ(L)=7.623cmとなりました。前回の計算結果と随分違いますが、これはエンクロージャー背面の板が中に7mm入り込んでいることを前回考慮していなかったためだと思われます。

それだけでLが1cm以上変わるとは……正確な測定の重要性を改めて実感します。

黒ボール紙を細心の注意で寸法通りカッターでカットし、我が家の手作り餃子の餃子めん棒を使い、なるべく正確な丸になるように徐々にボール紙に巻き癖をつけていきます(こういう細かい作業好きなんです)。


既存のバスレフポートに密着するように寸法をカッターで細かく調整し、ポート2本完成。


これを既存のポートに刺し入れます。

なるべく密着するように……頑張ったのですがこれが限界。

ただしエンクロージャーの中には金魚の水槽のフィルターの薄いスポンジとはいえ、吸音材が入っていますので、内容積が疑似的に増えることになりますから、L=7.623cmは最大値ということになります。ちなみにL=7.5cmで計算するとfb=80.55Hzです。さすがに我が家ではスペアナ(スペクトラムアナライザ)は所有していないので、耳に頼るしかありません。方針としては、L=7.5cmとして、聴感で指でずらして調整することにしました。

試聴はマーラー交響曲第2番(重低音と声楽の双方が確認できる)と優里のドライフラワー(一般的なポップスの音作り。いずれも人間の声が入っているのが私のこだわり)。抜き刺しできるので比較試聴は簡単にできます。おお、ボール紙のポートを刺すと確かに低音が伸びる。面白い!JBL様と比べても、クラシックならロクハンの方がいいかも(手前味噌です。K山君すみません)。ドライフラワーでもさすがに低音はかなわないけど、ヴォーカルが明るい分いい勝負かもしれません。計算通り、スピーカーユニットが本来持っている能力をより発揮させることができて嬉しくなりました。