JR東日本 いのちのホットライン 生きる支援の取組み(Echotamaのブログ)

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<デリケートな内容を含む投稿です>

今朝、JR八王子駅で、多数のJRの職員がティッシュを配っていました。何だろうと思って見たら、目が合ったので受け取ってみると、「生きる支援の取り組み」のPRでした。

実はJR中央線は日本一「人身事故」が多い路線だそうです。その件数は年間約30件にものぼるとのこと。2週に1回は人身事故が起こっていることになります。余りの多さのため、駅長が合同で神社に参拝したというニュースも聞いたことがあります。ついに相談電話の設置とティッシュでのPR作戦にも乗り出したということなのでしょう。

日本全国での自殺者数は、一時よりは少なくなったものの、まだ年間21,818人にのぼります。東日本大震災の犠牲者と同じ数の命が毎年失われているのです。ちなみに交通事故死者数は年間2,678人です。桁が一つ違います(数値はいずれも2023年。警察庁HPより)。とりわけ20代、30代の死因の第一位は自殺です。いかに自殺が社会の損失になっているか考えさせられます。

動機の約半分は健康問題。その次に家庭問題、経済問題が約2割ずつで並びます。こころと社会におけるサポートが適切に成されることが必要だと思われます。国際比較をしてみると、先進7か国の中で日本の自殺率は最悪なのです。日本人は思いやりがある国民であると思われ、積極的に日本国民を讃える方々もいらっしゃいますが、必ずしもそうとは言えないように思います。

私も元部下を亡くした経験があります。今でも、自分がやっていたことに誤りや不足がなかったか、思い出しては悩むことがあるのです。

これ以上痛ましい出来事が起こらないように、こころと社会におけるサポートについて、適切な理解と対処がさらに広がっていくことを願ってやみません。

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