日本が民主的な国家ではない訳『学問のすゝめ』から150年後のムラ人(Echotamaのブログ)

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やはり主権者たる国民に問題があると思うのです。

いまだに国民の多くは幕藩体制から変わらないムラ社会の中にいて、権力の行使は情実と同調圧力によって行われています。ムラに属さない国民は権利を行使しない(投票に行かない)。

明治維新によって国民はムラ人から民主主義国家の国民にならなければいけなかったのに、ならなかった。間違った。

福澤諭吉先生が明治5年に『学問のすゝめ』を記してから既に149年。近代の民主主義国家は、皆が等しい権利を持った(平等な)独立自尊の国民によってこそ成り立つのだと説いたのですが、その基本中の基本が間違ったままということです。

福澤諭吉先生

明治政府の作り方も間違って、殿を家臣が支える形をコピーした官僚国家にしてしまった。

戦争に負けて、基本的人権の尊重・国民主権(民主主義)・平和主義の三大原則による日本国憲法ができても、日本人はムラ人のまま。間違ったまま。

福澤先生は近代の民主主義国家建設のためにこそ、官界、政界とは距離を置き、独立自尊の国民を育てるため、教育家・思想家・啓蒙家として人生を捧げることが必要だと考えたのですが、いまだに国民がムラ人のままだと知ったら、愕然として嘆くことでしょう。

私は間違いたくない。日本国憲法が定めるとおり、優れた民主主義国家を支える普通の一国民として生きていきたい。当たり前のことを当たり前にしたい。それだけを願っています。それは福澤先生の教えにかなうことであり、慶應義塾に学んだ人間の義務だと考えています。