涙。
一方、東日本大震災とは関係なく、3月29日には闘病中だった義父が亡くなりました。みんな泣きました。ひとつのいのちが亡くなるだけでも、たくさんの涙が流れる。震災で流された涙は、一体どれだけになるのか、見当もつきません。
「がんばろう」「元気になろう」と言われても、そんな簡単にできるわけがありません。涙はとめどなく襲ってきます。唯一できることは、歌うこと。実際に声を出さなくても、頭の中に思い描いてみる。涙はますます流れてくるかもしれませんが、気持ちが少しは昇華していくように思います。
震災で涙を流している人のくちびるに、歌が戻ってきますように。
信長貴富氏作曲の「くちびるに歌を」。昨年の慶應ワグネル現役も歌っていますが、お江戸コラリアーずの素晴らしい演奏がYouTubeにありました。歌詞がついておりますので、こちらを紹介いたします。