プーチンだけが悪いのか(ロシアのウクライナ侵攻)その2(Echotamaのブログ)

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戦争は絶対悪ではありますが、現に戦火が存在している場合には、即時停戦とはいかず、火の手を縮小させるか、あるいは拡大させないということが現実的な選択肢になる場合もあると思います。また、ウクライナを通常の主権国家と思ったら間違いです。もともと全土をあまねく統治できていない内戦下の国なのです。

ロシアの民主主義がきちんと機能しているかどうかについては議論の余地がありますが、ロシアの有権者もNATOとの全面衝突・第三次世界大戦を望んでいるわけはないでしょう。そこで、現に内戦という戦火があり、しかもその中でロシア人が戦っているウクライナにおいて、第三次世界大戦を避けつつ、長年の戦火(内戦)の鎮火を目指すという合理的な判断をした結果こうなったのだと考えております。国境線の変更ではなく、自治共和国の承認にとどめていることからもうかがえます。次は現政権とNATOとの引き離しにとりかかるでしょう。おそらく、いや間違いなく、プーチンは合理主義者です。頭がおかしくなった独裁者ではありません。ロシア政権の中枢の有力者も同様ではないでしょうか。

当然ながら私のように考える方は少数派で、異論・反論はあると思っております。