5月6日(土)はウエスタ川越で第72回東京六連(東京六大学合唱連盟定期演奏会)。混声の皆さんからすると「男六」ですね。
慶應ワグネルは久しぶりにシューマン「詩人の恋」の合唱編曲版(編曲:佐渡孝彦)を演奏します。前回の演奏が2007年ですから16年ぶりの再演ということになります。
前回の指揮はもちろん歌曲の大家・畑中良輔先生。演奏前の解説も公開されていますので、予習して聴きに行かれるのもよろしいかもしれません。
今回の指揮者の原田太郎先生は、慶應の文学部から東京藝大の指揮科に進み、オーストリア、ドイツ等で研鑽を積んだという経歴の持ち主です。公式サイト↓
https://dirigentkurs.wixsite.com/taroharada
コレペティートル(歌劇場などで、指揮者の右腕となって歌い手に稽古をつけるピアニスト。ヨーロッパの指揮者はコレペティートルの経験者が多いです)のキャリアは豊富ですが、オペラではなく歌曲、しかもシューマンをどう歌わせるのか。さらにはソリストではなく合唱団相手です。もちろん人選は佐藤正浩先生でしょうから、勝算あってのことでしょう。どんな演奏を聴かせてくれるのか、非常に興味深いです。