ウィーンフィルにも押し寄せる「多様性」の変化について(Echotamaのブログ)

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毎年ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを楽しみにしていて、今年もテレビで視聴しました。今年のコンサートで驚いたことは女性団員がさらに増えたこと。視聴された方は既にご存じでしょうが、現在23名の女性団員がいるとか!特に第一ヴァイオリンの3列目に4名の女性団員が並んでいたのは壮観でした。

ウィーンフィルは伝統的に男性だけで構成されてきた歴史があり、近年は批判もあったため、1997年から正式に女性団員が所属するようになりました。現在の23名の母集団は、ウィーン国立歌劇場の150名なのか、その選抜メンバーからなるウィーンフィルの120名なのかは判然としませんでしたが、仮に150名だったとしても、約30年弱の間に約6人に1人が女性に置き換わった計算になります。団員は欠員が出ないと入れ替わらないので、かなりのハイペースだと思います。女性を増やすという明確な意思を持っているのが見て取れます。これも一種のポジティブアクションなのでしょうか?

また、今回は史上初めて女性作曲家のコンスタンツェ・ガイガーの曲が取り上げられました。ここでも女性への配慮を明確に感じます。

さらには、女性への配慮に加え、楽団員には今年1人増えて4名の日本人ハーフ、演奏中のバレエダンサーには純日本人、そしておそらく今年が初めてだと思いますが、アフリカ系のダンサーが登場しました。昔はウィーンとその周辺の旧ハプスブルク帝国領の出身者で占められていたことを思えば、大きな変化です。

頑なに伝統を守ってきたウィーンフィルでさえも変化しています。翻って日本はどうなのでしょうか?

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