立正大学グリークラブ第58回定期演奏会(いきっつぁんの演奏会探訪)

スポンサーサイトも訪れてください↓

Amazonプライム「30日間の無料体験はこちら」

立正大学グリークラブ第58回定期演奏会を聴いた。お江戸コラリアーずの山脇卓也さんが指導しているので以前から注目していたがなかなか聴く機会に恵まれず今回が初めて。

グリークラブというと男声合唱と思う方があろうがここは混声。そもそもグリークラブという名称には男声合唱という概念は含まれていない。女声合唱でも混声合唱でもグリークラブを名乗る所はいくつもある。以前の事は分らないがコロナ前ならば50人規模の合唱団だったと思われる。しかし今回は20名弱の編成で女声がやや多いという理想的なバランス。

立正の校歌を聴くのも初めてだったが、パートの声がよく揃っていてユニゾンも綺麗で和音も良くハモる。さすがは伝統の力を感じさせる。

立正大学はその起源を天正年間の日蓮宗の教育機関に由来するという。大正13年には大学令による大学になったというからわが国でも古い大学だ。グリークラブも昭和30年設立で67年の伝統があるという。多くの大学合唱団がコロナ禍で壊滅的な打撃を受けた中で組織を維持し定期演奏会を開催できたのも伝統の力だろうと思う。

1ステは「木下牧子アカペラコーラスセレクション」の5曲。ハモりやすい曲だしよく響く会場だが、ベースの声がしっかり一本になって支えていてハーモニーが構築しやすいのが大きい。これだけよくハモれれば合唱が楽しくて仕方ないだろうと思う。

2ステは学生指揮者による「ア・カペラ合唱のための『朝ドラ!』」。NHKの朝の連続テレビ小説の主題歌を信長貴富さんがアレンジした5曲。早口の部分がそろわずに何を言っているのかわからない所があったがハーモニーは心地よい。

3ステはピアノがついて信長さんの「おわりのない海」。この曲は初めて聴いたがピアノに負けて言葉が聞こえない所があったのは少し残念。

全般にこの合唱団はアカペラに優れたところがある。強いて不足する所を挙げるならば、まだ音符を歌っているだけで言葉を歌っていないと感じられるところがあった。結果としてそれは表現が平板になっているということだが、そこはまだ伸ばせる余地がある所。ハーモニーをそのままに言葉を伝えられる歌い方ができるようになれば大絶賛だと思った。しかし学生でしかもこの人数でこれだけのレベルを維持できるのは素晴らしい。

指揮は1,3ステが山脇卓也さん、2ステは学生指揮者の青木優香さん、3ステのピアノは松元博志さん。

いきっつぁんのプロフィール:早稲田大学卒業。在学中混声合唱団に所属。現在はレクイエム・プロジェクト東京いのりのとき合唱団、日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマに所属。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA