Collegium Vocale Purafonte第1回演奏会(いきっつぁんの演奏会探訪)

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【2023年1月28日ティアラこうとう】Collegium Vocale Purafonteの第1回演奏会でバッハのロ短調ミサを聴いた。この団体はコロナ禍のさなかの2022年1月にロ短調を歌うために旗揚げされてメンバーを拡充してこの日を迎えたのだという。第1回の演奏会からロ短調を歌う、というのはそういう経過があったわけだ。一体どんな団体かもわからずに不安と期待を抱きながら会場に着くと既に入場待ちの列は会場外にあふれていてどんどん長くなりつつあった。別件の用事を済ませて並んだ頃には道路まで連なる長い列になっていた。会場のティアラこうとうは客席数1228人。最前列から3列は着席禁止としていたのでそれを考えても9割ほどの入りだっただろう。1000人ほどの入場者があったと思われる。それをわずか2列で開演迄の30分で入場させるのには無理があった。定員を考えれば1200人を2列で30分、ということは1200÷2÷30=20人/分を捌く必要がある。つまり一人当たり3秒で処理しなければならないはずで、もぎりだけならともかく当日券や当日渡しも同じ列で処理していたから到底不可能。きっと開演が遅れる、と思っていたら案の定10分遅れでの開演となった。

冒頭まずチェンバロによる序奏があった。こういう趣向は初めてだったがプログラムノートにもなんの解説もないので意図はよくわからない。ただ、4部に分かれるその各部ごとにチェンバロかオルガンの序奏をつけての演奏だったのが目新しかった。

合唱団員は53名がオンステ、プログラムでは女声38男声17名なので2人ほど欠員が出たようだ。しかしこの人数でかなりの声量があり、オケとのバランスもよく取れていた。この曲を歌いたい人ばかりが集まったというだけのことは有る。長丁場の演奏にも疲れを見せず歌い切ったのは見事だった。内容もかなり充実していて満足感の高い演奏会だった。ソリスト陣はソプラノの二人が出番が終わると合唱に入ってともに歌い、演奏効果を高めた。この曲は最後のAgnus Deiのアルトソロに注目していたのだが務めたのは村松稔之さんという男性で私は初めてだった。カウンターテナーによるアルトソロにはなかなか満足度の高い演奏には巡り合わないのだが、この人は男声だとわからないような美声で見事に歌い切ったのが印象的だった。ソリストはそれぞれの持ち味を出して合唱の熱気に十分こたえていて、好感度の高い良い演奏会だった。

出演は、指揮 圓谷俊貴、S 小林恵・澤江依里、A 村松稔之、T 大野彰展、B 山本悠尋、管弦楽 プロムジカ使節団、オルガン 新妻由加、チェンバロ 石川友香理、ホルン 福川伸陽の皆さん。

いきっつぁんのプロフィール:早稲田大学卒業。在学中混声合唱団に所属。現在はレクイエム・プロジェクト東京いのりのとき合唱団、日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマに所属。


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