小金井 宮地楽器ホール(Echotamaのブログ)

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小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)(小金井市・武蔵小金井)大ホール578席 小ホール150席

2012年に開館。まだ10周年の新しいホールです。広い空間に採光を多く取り入れた、明るくて軽やかなデザイン。内装は北欧調の明るい色の木を多用しています。木とコンクリートが調和してなかなか良い雰囲気です。JR武蔵小金井駅前。アクセスは抜群。駅前にも関わらずスペースに余裕があって、館内の通路も広く、578席しかないとは思えない広さです。小金井市の12万人の人口にしてみたら、もうちょっとキャパシティが多くても良かったのかなあ、と、もったいなく思えるくらいです。

小金井 宮地楽器ホール 外観
大ホール内部(音響反射板設置時)

大ホール|施設紹介|小金井 宮地楽器ホール Koganei Miyajigakki Hall (koganei-civic-center.jp)

最大の特徴は、「多目的」ホールであることに徹し、積極的にあらゆるジャンルの催し物に対応できるよう、音響反射板を可動式にしていることです。先日声楽の「砂川涼子さんリサイタル」でお邪魔したときも、伴奏のピアノとともに良い響きが鳴っていました。おそらく小~中規模の合唱のコンサートには最適の音響ではないでしょうか。

また、細かい工夫として、スピーカーが音響反射板にきれいに細く埋め込まれていて、存在をあまり意識させないようにしています。どこの設計事務所が担当されたのか調べがつきませんでしたが、よく考えられた施設です。新たな文化の拠点として愛される良いホールのように思います。

なお、この規模の公共ホールにしては珍しく、座付きのレセプショニスト(受付要員)がいて、品が良く好印象です。

ハコにもヒトにも、それなりの予算が必要なはず。小金井市の皆さんは、文化に理解がある方が多いのでしょうね。