being…(いきっつぁんの演奏会探訪)

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【2022年11月3日ウェスタ川越大ホール】being…というジョイントコンサートを聴いた。ウエスタ川越は今年2回目。1700余りはいる大ホールだが、2階席は閉鎖、1階も前方の両翼は坐らぬよう指示されていて、外間処は8割がた埋まっていた。まったく初めての団体ばかりで、出演したのは「Sopra il fiume」「chorusnium」「なにやらゆかし合唱団」の3団体。

1ステはSopra il fiumeで女声6男声9(ただし1名はアルトだったらしい)の構成。曲は三宅悠太さんの「二つの理由」と「子守唄」。始め響きが乗らない感じがしたが緊張がほぐれるに従ってよく響き合いハーモニーが美しい。ソロもなかなかよく声が通って聴きごたえがあった。北海道出身者で作った合唱団ということだがすでに一般化している。指揮者なしでのアンサンブルでよく練習したようで整っていた。

2ステはchorusniumで、森山至貴さんの「かなでるからだ」。女声11男声10の構成で、これも美しいハーモニー。大ホールを響かせるにはどうかと思ったが、全く心配なく良く聞こえて来た。

休憩をはさんで3ステがなにやらゆかし合唱団による「どちりなきりしたん」。女声10男声11の編成で、ここが一番声が出ていて迫力があった。それでいてハーモニーが崩れないのもさすが。

3団体とも20代中心の若い合唱団だと見受けたが、アカペラの美しいハーモニーが持ち味で、この3団体の合同演奏ならば面白そうだと期待が高まった。そして合同演奏は三宅悠太さんの「遠きものへ――」。3ステの指揮者が指揮を務め、2ステの指揮者がなんとピアノ伴奏を受けもつという自前主義(?)には驚いたが、このピアノも尋常ではなかった。併せて50人余りの演奏も迫力と言いハーモニーと言い、期待通りの立派な演奏で、まるで一つの合唱団の様だった。

アンコールでは指揮とピアノが入れ替わって小品を聴かせて終演。来聴者も若い人が多かったが親世代と見受けられる人もちらほら。私のような全く無関係の人間はあまりいなかったのか見知れない。置きチラシを受け入れていただいたのだが、70枚余り持って行っていただいたようで、置きチラシとしてはこれまでの最高枚数だった。

2ステの指揮は田畠佑一さん、ピアノは上野織羽さん。3ステの指揮は和田太郎さん。二人とも切れのあるわかりやすい指揮振りだった。彼等のような若手がどんどん出てくるならば合唱界もまだまだ大丈夫そうだ。

※Echotama付記:3ステ「なにやらゆかし合唱団」主宰の和田太郎さんは慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団第146代(2022年に卒団したばかり)です。

いきっつぁんのプロフィール:早稲田大学卒業。在学中混声合唱団に所属。現在はレクイエム・プロジェクト東京いのりのとき合唱団、日本ラトビア音楽協会合唱団ガイスマに所属。