LUXMAN復活!(Echotamaのブログ)

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オーディオファンの戯言でございます。JBLのスピーカーA130を手に入れた後、アンプが中華製のACアダプタ込み¥2,200だとK山君に知られたら(あ、書いちゃった)泣いて怒るだろうし、H田さんがCambridge AudioのアンプCXA61を手に入れた投稿を見てしまったものですから、「あ~、いいアンプが欲しい」という衝動が止まらなくなったのでした。

今、我が家の妻の部屋兼音楽室のメイン機はDENONのPMA-390IV(安かったけど信じられないほどいいアンプ)。これを私の部屋に移してしまおうか…と思ったのですが、ちょっと待て。我が家には病気療養中で寝たきりのLUXMANのL-400がいるではないか。新居のメイン機になるはずだったのに、間もなく倒れてしまって再起不能と思われ、PMA-390IVにその座を譲ったのでした。処分してしまおうかとも思ったのですが、できない。大学2年当時、学生の分際で、バイト代時給600円の時代に苦労して手に入れた大事な愛機。当時行きついた結論はLUXMANのアンプにAURATONEのスピーカー(マニアの方からすればどうかしてると思われるでしょうが)。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとジェラルド・ムーアの歌曲(しかもスタジオではなくライヴ)が一番自然に聴こえる。どうしても、どうしてもLUXMANのアンプが欲しかったのです。AURATONEはM本君に貸したまま帰ってこないけど、JBLのために、LUXMANの復活に再挑戦する手はないものか…。

いろいろ探した結果、ネット時代のおかげで、メーカーに見捨てられた36年前のアンプでも治してくれる良い医者が見つかりました。そして、今日、20日間の入院の後、退院して我が家に帰ってきました。おそるおそる接続して、音を出してみる…ああ…、20年近く再起不能と思われていたLUXMANが、昔のように復活した!

おお わが心よ、信じなさい
おまえが何も失っていないことを!
すべて お前のものだ
お前があこがれ そして愛し得ようとしたものは!
おお 信じなさい お前はいたずらに この世に生まれ 理由もなく 苦しんだのではないことを!
生まれ出たものは滅びなければならない
そして 滅びたものは復活する
滅びたものは 必ずよみがえる!
(マーラー交響曲第2番『復活』より)

アンプは振動を避けるのが定石なのでスピーカーの上に載せるのは反則なのですが、ここしか場所がない。ゴムのインシュレーターを噛ませてごまかして・・・

今、フィッシャー=ディースカウとサヴァリッシュのザルツブルク音楽祭ライヴを聴いています。いい音です。幸せです。