ウクライナとロシアの停戦協議(Echotamaのブログ)

Amazonプライム「30日間の無料体験はこちら」

「ロシアの味方」と思われる投稿かもしれません。ロシアのウクライナ侵攻について、絶対に正当化はできないでしょう。しかし報道がウクライナに寄りすぎなのではないかという疑問は消えません。

このたびトルコの仲介により、停戦協議が行われており、ロシアが首都キエフ周辺の戦線を縮小するという発表が成されています。しかしウクライナ東部の戦闘は継続されており、アメリカは「戦線縮小ではなく東部への転戦と戦力集中だ」とコメントしています。おそらくその通りだとは思います。

東部の戦闘の中心になっているマリウポリは、ウクライナ領内のロシア支配のドンバス地域(ロシア侵攻前からもともとウクライナの主権が及んでいなかった)に攻撃を仕掛けてきているウクライナ国粋主義の極右勢力(ロシアは『ネオナチ』と呼んでいます。エンブレムもハーケンクロイツに少々似ています)の拠点です。この極右勢力「アゾフ特殊作戦分遣隊(アゾフ大隊)」は元は民兵組織でしたが、2014年からウクライナ正規軍に編入され、ユダヤ系のオリガルヒ(新興財閥)と、正規軍からの武器供与を受けています。彼らはロシア侵攻前からドンバスにロケット弾攻撃を仕掛けており、ロシア人に犠牲者を出してきています。マリウポリのネオナチを駆逐し、キエフの政府からアゾフ大隊のつながりを絶たせることは、ロシアにとってどうしても譲れない条件でしょう。

アゾフ連隊のエンブレム(2015年春から使用)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BE%E3%83%95%E5%A4%A7%E9%9A%8A

ドンバスのロシア人はウクライナから領土をもぎ取ったわけではなく、ソ連時代に工業の中心として開発され、ロシア人が移住していったところです。ウクライナ人は工業よりも農業を志向し、肥沃な黒土(チェルノーゼム)の小麦生産の継続や、はたまた追放や強制労働、あるいは自らの意思でシベリアや北方四島に至るまで移住していったのです。この「ウクライナ内のロシア」であるドンバス地域の「内戦」で、ロシアが侵攻するまでの間に何が行なわれてきたのか、ロケット弾でどれだけのロシア人の命が失われてきたのかという報道を、私たちは見たことがあるでしょうか。

また、マリウポリの学校や市役所が破壊されている映像を私は見ましたが、それは本当に無差別攻撃なのでしょうか?現在の対空システムは攻撃を効率化するために相手方のロケット弾の発射位置を測定して反撃する機能があります。マリウポリの破壊された施設はアゾフ大隊の攻撃拠点になっていたという可能性はないでしょうか(だからと言って人の命を奪ってよいのかという議論は当然あるとは認識しておりますが)。現在のロシア侵攻に関するテレビやネットの情報は、全てウクライナ側から見たものです。私たちは情報操作をされていないでしょうか?

アゾフ大隊はアメリカのネオコンとのつながりが疑われています。アメリカのネオコンはユダヤ人コミュニティの少数派ではありますが、ユダヤロビーとしてアメリカの政治への影響力は持っています。その反ナチから極右へのコペルニクス的転回による、差別的な白人至上主義(以前にも書きましたがウクライナ人はロシア人を純粋な白人ではない〈モンゴル系〉と思っています)が背景にありますから、アメリカ経由の情報が公平かどうかには注意する必要があると思っています。そもそもこれまでウクライナに軍事援助をしてきている国です。バイデン大統領のプーチン批判も、ロシア民族、ロシア国家への「上から目線」を感じてしまって、余計に事態を混乱させていると思っているのは私だけでしょうか。アメリカのネオコンの影響を断ち切り、対外干渉主義を抑えていただくのをまずはお願いしたいところです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA