慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(慶應ワグネル)米国公演音源ついに公開(Echotamaのブログ)

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第2回世界大学合唱祭において慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(慶應ワグネル)が米国ニューヨークで歌った伝説の名演「合唱のためのコンポジションIII(男声合唱のためのコンポジション)」の音源がついに公開されました。

世界大学合唱祭とは、米国リンカーンセンターが主催して行なわれた行事で、いろいろ調べてみたのですが、1967年、1969年、1972年、1974年の4回にわたって開催され、その後は開催されていないようです。出演団体は関学グリー→慶應ワグネル→早稲田グリー→同志社グリーの順で、東西四大学合唱連盟(東西四連)の男声合唱団が一通り出たかたちになっています。出演団体の選考は全日本合唱連盟の推薦によるものということですが、選考経過や選考委員について詳細は不明です。ただし、コンクールに出ていない慶應と早稲田が選ばれていることから、幅広いメンバーにより選考が成されたものと思われます。結果的に女声・混声が選ばれていないのは申し訳なく思います。

このときの慶應ワグネルの演奏は、音取りのためにステージに居残ったピアニストの三浦洋一先生の言を借りれば、「今、ステージ上でとてつもないことが起こっていると感じた」のだそうです。演奏が終わったあとに、わずかながら収録されている聴衆の熱狂も伝わってきます。当時の日本の声楽界の頂点に君臨していた木下保先生という明治の男の大和魂が、異国の聴衆の魂を大きく揺さぶったのです。身内の立場の私から申し上げるのも難ですが、まさに歴史的な演奏と申し上げて差し支えないでしょう。ぜひお聴きになって、歴史が変わった瞬間を見届けて(聴き届けて?)ください!

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